2016.07.28ストレス

ストレスを予防して健康寿命を延ばそう

病気で寝たきりになったり介護を受けたりせずに、自立して過ごせる期間を健康寿命と言います。

皆さんは、普段から健康寿命を意識した生活を送っていますか?

健康寿命を延ばし、ピンピンコロリな人生を送るためには、健康に良い食事や生活習慣を心掛けることが大切です。

また、ストレスを溜めないことも健康寿命にとって重要なポイントになります。

私たちの身体は、ストレスを感じるとそれを解決するためにさまざまなホルモンを分泌して対処します。

しかし、対処能力を上回るほどのストレスを受けたり、長期間続いたりすると、ホルモンもストレス状態を防御しきれなくなり、その結果、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。
これらの作用が重なり合った結果、心身に不調をきたし、あらゆる器官で悪影響が生じてきます。

ストレスに関連する病気としては、狭心症、心筋梗塞、高血圧症などの循環器疾患、胃潰瘍、過敏性大腸炎などの消化器疾患、気管支喘息などの呼吸器疾患、緊張性頭痛などの神経筋疾患と多岐にわたり、ストレスをいかに溜めないようにするかが、健康のカギになります。

ストレスを予防するには

ストレスを予防し、健康寿命を延ばすには、まず毎日の生活習慣を整えることが大切です。

バランスの取れた食事や良質な睡眠、適度な運動の習慣を維持することで、身体の健康につながり、生きる意欲が湧きます。

身体を健康に保つことが、心の健康の基礎固めになります。

①睡眠

睡眠は1日7時間以上とるようにしましょう。

睡眠不足の状態が続くと、うつ病やアルツハイマー病の発症率が急激に高くなります。

睡眠の質を高めるには、決まった時間に寝起きするようにし、朝起きたときには太陽の光を浴びることがポイントです。

太陽の光を浴びることで、体内にメラトリンというホルモンが作られ、睡眠と覚醒のリズムを調整し、夜自然と眠くなるようになります。

②食事

ストレスを感じると、『ビタミン』『カルシウム』など多くの栄養素が消費され、脳が栄養不足の状態になります。

脳の栄養が不足すると、ストレスをより感じやすくなると言われており、ストレスの悪循環にはまってしまいます。

野菜や果物、乳製品など、ビタミンやカルシウムを豊富に含む食材を取り入れることで、ストレスを軽減することができます。

③運動

普段から運動の習慣がある人は、運動をあまりしない人に比べると、ストレスへの対応力があることが明らかになっています。

特に、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動が、ストレス予防や解消に効果的であると言われています。

毎日続けることがポイントになるので、無理なく楽しく続けられる程度の運動を心掛けましょう。

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