2016.07.28アルツハイマー型認知症

業界初!太陽生命の「ひまわり認知症治療保険」

高齢社会が進み、認知症患者が増える中、太陽生命から業界初の「認知症治療保険」が発売されました。

今回は太陽生命の「ひまわり認知症治療保険」について詳しく見ていきたいと思います。

健康長寿ナビでは、ピンピンコロリな人生を応援するコンテンツの他、認知症の方とその家族の方に役立つ情報も多く更新しています。皆さんのお悩み解決に少しでもお役に立てれば幸いです。

太陽生命のひまわり認知症治療保険

太陽生命は今年3月より、認知症になると給付金が出る「ひまわり認知症治療保険」を発売しています。

認知症を専門とする保険は生命保険業界では初めてで、認知症と診断され、180日間にわたって同じ症状が継続すれば、最大300万円の給付金が支払われます。

高齢社会が進むにつれ、認知症は社会問題として認識されてきています。

認知症治療や認知症を原因とする介護費用など、家庭の経済的負担が増加する中で、早期にケアや治療を行うことができるようにすることを目的にこの保険が作られました。

保険料は下記の通りで、他の医療保険と同様、加入時期が早いほど保険料は低額になります。

口座月払保険料

契約年齢 男性 女性
45歳 2,193円 2,513円
50歳 2,518円 2,940円
55歳 3,042円 3,537円
60歳 4,074円 4,738円
65歳 5,798円 7,001円
70歳 8,174円 10,470円

認知症治療の保障だけではない

認知症治療だけではなく、7台生活習慣病などによる入院・手術や、骨折の治療にも一時金が支払われるのが特長です。

では、それぞれの特長と保障内容について詳しく見ていきます。

・認知症の保障

脳の組織の変化による認知症により、「時間」「場所」「人物」のいずれかの認識が出来なくなり、その状態が180日継続したときに、認知症治療給付金として一時金が支払われます。
給付金は最大300万円となります。

・7大生活習慣病などによる入院・手術を保障

がん、心疾患、糖尿病などの7大生活習慣病のほか、老人性白内障や熱中症などのシニアに多い病気、女性の場合は子宮筋腫や卵巣腫瘍などの病気による入院や手術に対して給付金が支払われます。

給付金には、入院一時金、入院治療手術給付金、外来手術給付金、放射線治療給付金などがあり、支払金額は最大10万円となっています。

・骨折を保障

事故や転倒による骨折や、骨粗しょう症による骨折などシニアに多く、要介護の原因になりやすい「骨折」の治療に対し、最大10万円の給付金が支払われます。

認知症を発症すると、治療費だけではなく介護費用や家族の離職など、経済的な負担はとても大きいものとなります。

将来に備えて、このような保険も検討してみてはいかがでしょうか。

また、認知症になった場合の保険だけではなく、予防も考えていきたいところです。

 

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2015年2月には、プラズマローゲンの効果について、TBS「夢の扉」で九州大学藤野教授の研究が紹介されました。

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