
「最近、物忘れがひどくなった…」
「いつもの道で迷ってしまった…」
日常生活でうっかりが増えてきて、不安になることってありますよね。
また、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんの様子を見て、認知症かもしれないと気になっている方もいるかと思います。
認知症は、現段階では完全に治すことは難しいですが、早期発見により、早い段階で適切な治療をすることで進行を遅らせることが出来ます。
このまま放っておいて、認知症の症状が進んでしまってからでは遅いかもしれません。
なるべくピンピンコロリな人生に近づけるためにも、少しでも不安のある方は今すぐ下記の項目をチェックしてみてください。
認知症チェック項目
*ご自身の症状チェック
認知症は、初期の段階では自分で症状に気付くことができる場合があります。
ちょっとした変化も見逃さないことが大切です。
・同じことを何度も言ってしまう
・電話を切ってすぐに相手の名前を忘れる
・どこにしまったか分からずいつも探し物をしている
・判断力、理解力が鈍くなっている
・財布や通帳などを盗まれたと人を疑ってしまう
・新しいことが覚えられない
・現在の日付や曜日が思い出せないことがある
・何をするにも意欲がなくなる
*ご家族の症状チェック
ご家族の場合、自分自身のことではないので、初期の段階では症状に気付きにくいこともあります。
注意深く行動をチェックして、早めに症状に気付いてあげることが大切です。
・会話をしていて、話のつじつまが合わないことがある
・温和な人が怒りっぽくなるなど、人柄が変わった
・周りへの配慮がなくなり、頑固になった
・道に迷って家に帰ってこられなかったことがある
・一人になると怖がったり寂しがったりする
・身だしなみをに気を遣わなくなった
・夏なのに冬物、冬なのに夏物を着たりする
・趣味などに興味を示さなくなった
・食事を何回も摂ろうとする
認知症の疑いがある方は少しでも早く病院に行きましょう
上記の認知症のチェック項目に1つでも当てはまるものがある方は、お早めに病院に行くことをお勧めします。
ただ、いざ病院に行こうとしても、「何科に行けばよいか分からない」という方もいるかと思います。
また、大きな病院に行けば専門医に診てもらえますが、待ち時間も長い上に、初めて行く病院だと少し不安ですよね。
ですので、認知症の初期症状を感じたり、その可能性がある場合は、まずはかかりつけの病院で担当医に気軽に相談することも1つの方法です。
そのほかには、最近少しずつ増えてきている「もの忘れ外来」の受診もおすすめです。
認知症の病院選びについて、詳しくはこちら
間違えると怖い?認知症の病院選び(※別記事)
TBS 「夢の扉」で認知症改善に効果が期待されるプラズマローゲンという物質が紹介されました。
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