2016.07.28アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症の意外な原因とは

現段階ではまだ、完全に治すことは難しいといわれている認知症。

発症してしまってからは遅いので、いつまでも健康でピンピンコロリな人生を送るためにも、早めに予防することが重要です。

そもそも、なぜ認知症になってしまうのでしょうか。

一言で認知症といっても、さまざまな種類があります。

その中で代表的なものがアルツハイマー型認知症で、全体の50%を占め、男性より女性に多いとされています。

今回は、そのアルツハイマー型認知症の原因について詳しく見ていきます。

最も多いアルツハイマー型認知症とは

初期症状はもの忘れから始まることが多く、発症すると緩やかに症状が進行していきます。

具体的な症状としては、「食事をしたことを忘れる」「日付や時間が分からなくなる」などの、「認知機能障害」や、「ふさぎこむ」「暴力的になる」などの「BPSD(行動・心理症状)」が挙げられます。

そして、病気が進行すると、脳内の神経細胞が壊れ、脳が委縮し、知能や身体全体の機能も失われていきます。

また、現段階では効果的な治療法は確立されていません。

アルツハイマー型認知症を発症する原因

アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβというたんぱく質がたまって神経細胞が死んでいくことで、脳が委縮してしまいます。

最初は記憶をつかさどる海馬という部分から委縮が始まることで、記憶障害の症状が出始め、だんだんと脳全体に広がります。

残念ながら、アミロイドβが溜まってしまう原因について、はっきりとしたことはまだ分かっていません。

ただ、これまでの研究から、頭や身体をあまり使わずに、人との関わりも少ないと、発症・悪化しやすいことが分かってきています。

さらに、近年ではそれに加えて、糖尿病や高血圧などの方はそうでない方よりもアルツハイマー型認知症になりやすいことが科学的に証明されました。

そのため、認知症の予防には、積極的に身体を動かしたり人と会ったりすることに加え、生活習慣の改善をすることが効果的であると言えます。

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